紙の教科書が消える!?進化するデジタル学習

４月２２日（金）朝日新聞の１面に「デジタル教科書解禁へ」。

これまでデジタル教材といえばあくまで補助の一部でしかなく、学校での使用は特例的に認められた場合と利用が限られていました。

２０２０年からデジタル教科書を解禁にすることで、デジタル教科書はますます身近なものとなりそうです。もちろん検討段階ですから確実ではありません。利用にあたっての方針や教材としての活用方法はこれから検討されていくようです。中でも経費については負担が大きく、家庭が負担することも視野に入れて検討されています。
授業で扱う教員側の技術も検討されなくてはなりません。従来の紙の教科書以上に利用の幅が広がることから、利用方法によってはまったく別物の教材となります。上手に使えばアイデアにあふれた授業が展開できるのは、魅力的です。

学ぶ側には学び方のバリエーションが増え、これまで以上に自分に合った学び方ができるため、学習する意欲が高まる可能性があります。一方で効果的な学びにつながる前に使い方でつまずく生徒さんもいるかもしれません。教材の使い方に時間を費やしすぎた、ということを避けるために、スムーズな導入ができるよう求められます。