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不登校からの高校・大学受験|個性である。という認識

あけましておめでとうございます。

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新しい1年が始まりました。

皆さん、年末はどのように過ごしましたか?新しい年はどんな年にしたいですか?
それぞれの目標を立てて2018年も良い年にしてください。

年末をどのように過ごしたかというのは学校が始まり仕事が始まると大体交わされる会話ですが、気づけば1月1日だったということも良くあるようです。

受験生の中には「今年はお祝いどころじゃない!」と息巻いて過ごした人もいるかもしれません(そういう人にはぜひ落ち着いてと伝えたい)。

ところで新年の目標はそれぞれあると思いますが、年始の目標は忘れずにどこかにメモしておくと良いですよ。それがたとえ突拍子もない目標だったとしても、です。
ところで目標というのは大体1つの短い文章で語られることが多いのですが、目標には必ず「何らかの現実的な行動」が伴います。したがって書き記しただけの目標は目標ではない、ということを(新年早々)考えてみたいと思います。

さて、人間には夢を見る力があり、この夢を見る力は誰に対しても平等に与えられています。それを達成するために必要な力が何か、できることは何か、できないことは何か。取捨選択をしていくことで方向性がより鮮明になり、そしてそれが自分の力となります。そしてこれによって妄想と理想と夢と目標の違いがはっきりしてきます。

さて、あなたが仮に「今年は日本を一周しよう」と考えたとします。
そして朝起きてご飯を食べて、そしてまた寝て起きて、「日本一周したいなあ。」と思い続けていたとします。これが夢です。

あなたが仮に「今年は日本を一周しよう」と考えたとします。
そして朝起きてご飯を食べて、そしてまた寝て起きて、「日本一周するっていうのは素晴らしいことなんだ!」と考えたとします。これが妄想です。

あなたが仮に「今年は日本を一周しよう」と考えたとします。
そして朝起きてごはんを食べてちらっと日本地図を眺めながら一周している自分の姿を思い描く。このとき頭の中に出来上がったイメージは理想です。

あなたが仮に「今年は日本を一周しよう」と考えたとします。
そして朝起きてごはんを食べてちらっと日本地図を眺めながら「いつ行こうか?」と考えたとします。このとき初めて日本一周が目標となります。

これは辞書でそれぞれの言葉をひいてもらえるとわかると思いますが、おおむね定義を外していないと思います。
ともあれ理想は目標の延長線上にありますが、あくまでも完全な状態を想像しているため、現実的に難しいことがあります。その場合、理想のイメージを変えてみることで柔軟に目標を設定することができます。

夢を持つことがなければ目標は持てませんから夢を見ることはとても大切なことです。そしてその夢が突拍子もない夢だったとしても、まずは到達までの道筋を思い浮かべてみることが重要です。

そして忘れてはならないのは目標到達には常に「何らかの現実的な行動が伴う」ということです。

新しい1年が始まりました。

皆さんはどんな1年にしたいですか?
そしてその1年を充実させるために今できることは何でしょうか。行動の変容は思うようには進まない時が多いですが、3日坊主を乗り切るためには1月のうちにちょっとでも行動を起こしておくと良いですよ。

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