TOS BLOG

不登校からの高校・大学受験|個性である。という認識

自己決定の意味

tree-3335400_640

みなさん、GWはどのように過ごしましたか?思い思いの過ごし方を、満喫することはできましたか?そうでない人たちは、きっと「こんなはずでは!」という思いを強く持っているでしょう。

さて、GW中に私のところには「先生!僕は元気に過ごしています。」という連絡がいくつか届きました。さぞGWも元気に過ごしていたことと思います。どうしているだろうと思っている子からも連絡があるのは、こちらとしてもとても喜ばしいことです。

少し過去にさかのぼると、彼らは共通して自分で選択した進路に進むことができた子たちです。きっと前向きな姿勢そのままに学校生活を送ることができているのですね。

自分で何かを選択する場合、そのほとんどは安全な道を選びますし、選ばせます。危険を回避したい本能なのでしょうね。
その中で自分で選び取った道がいばらの道だった場合、実行している方も見守る方も心配がつきまとって気が気でありません。

ところが実際その念願がかなうと、不思議なことに誰も怠けずに学校生活を送ることができていることに気が付きました。
部活動に打ち込む子も、学校外の活動にいそしむ子も、それこそ学習に向き合う子もいます。

はじめだけかな?とも思うのですが、なぜだか「心機一転」という印象を受けません。それはきっと無理がないように見えるからなのですね。

自分は急進的な成長は続かないと思っていますから、突然のモチベーションアップにはストップをかけます。大事な時はありますけどね。それよりもコンスタントにモチベーションを維持できることの方が重要だと考えています。何より拠るべき自信がつきます。

なるほど、進路選択というのはもっと長期的に、そして内面の成長にまで目を向けて展望しなければならないということを改めて実感しました。

夏休みまで鬱屈せずに、この姿勢を維持してほしいと思います。

トラックバックURL: https://www.tos-kc1.com/blog/2018/archives/no.358/trackback